セルロースファイバーは、新聞紙の様な紙にホウ酸などの添加剤を加えた断熱素材です。
アメリカでは3割以上のシェアを持っている素材であり、非常に優秀な断熱材として注目されています。
断熱材というと通常熱を外に逃がさないための素材という認識が多いかと思います。
セルロースファイバーは、それに加えて耐火、調湿、防音、防カビ、防虫機能が備わっているのです。
新聞紙が原料となると燃えやすそうにも思えますが、ホウ酸が難燃材の役割を果たしているため表面が炭化するだけで抑えられ、燃え広がりにくいという性質を持っています。
断熱性、防音性についても、セルロースファイバーは充填するように隙間なく敷き詰められ、その高い断熱性と防音性を発揮してくれます。
そしてセルロースファイバーはリサイクルした新聞紙が原料なので、微細な穴がありそこから水分を吸収したり放出することができます。
ホウ酸が使われていることで防カビ・防虫効果も申し分なく、隙間なく詰めることで外からの侵入も防げるのです。
ホウ酸というと小さなお子さんやペットに悪影響がありそうと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかしホウ酸にもいくつもの種類があり、しっかり安全なものを使っているので安心です。
その上で防虫効果などがあるので、優秀な素材と言えるでしょう。
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