珪藻土は比較的新しいタイプの壁材であり、非常に高性能な壁材としても注目されているものです。
そんな珪藻土のメリット・デメリットを見ていきましょう。
珪藻土の機能性は大きく3つに分けられます。
調湿、脱臭、耐火の特徴があり、機能性のある壁材として非常に優秀だと言えるでしょう。
珪藻土は表面に多数の微細な穴が開いており、この部分によって空気中の水分を吸収し、調湿効果と脱臭効果を持っています。
また、融点が1200度以上なのでそう簡単に溶けたり崩れたりせず、断熱レンガや七輪コンロとしても良く使われるほど耐火性のある素材です。
他には、混ぜる着色料によって豊富な色合いがあること、天然素材であることなどがメリットとして挙げられます。
しかしそんな珪藻土にも欠点はあります。
例えば粉が出やすい、割れやすい、シミがつきやすいといったものです。
基本的に表面がざらざらしているので強くこすったりすると粉が手についたりしますし、服についたりすることもあるでしょう。
混ぜている凝固剤などの配合量によっては強い衝撃でヒビが入りやすかったり、吸湿・脱臭に優れる微細な穴のせいで色のついた液体が付着するとシミになりなかなか取れなくなってしまうという欠点があります。
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