漆喰は真っ白な色と艶やかな仕上がりが人気の壁材です。
日本のお城などでも使用されていた漆喰のメリットとデメリットをまとめました。
漆喰のメリットとしては仕上がりが非常に美しく、好む人が多いという点が挙げられます。
和風・洋風どちらのインテリアにもなじみ、そしてその真っ白な仕上がりが空間に広がりや明るさを感じさせてくれます。
日本古来より使われてきた漆喰は、日本人の感性にも合う部分があるのかもしれません。
基本見た目が主なメリットですが、漆喰には耐火性もあります。
お城でよく使われていたのも、火事になった際の延焼を防いだり、塗った壁がすぐに倒壊しないようにという機能性を重視した結果の採用だったのかもしれません。
実は、漆喰はあまり吸湿性や調湿機能がありません。
昔使われていた際には、漆喰につなぎやノリの役目をはたすワラや海藻が使われており、それによって調湿が行われていました。
なので、漆喰そのものにはあまりその機能はないのです。
しかし近年漆喰の見た目と耐火性を維持しつつ、調湿機能を備えた新しい漆喰も生まれているので、調湿機能を期待する人はそちらを使用しても良いでしょう。
ただ価格を考えるなら、新しい漆喰よりも、見た目が同じ日本伝統の漆喰、本漆喰の方がコストを抑えられます。
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